Google アカウントは、Google の各種サービスを利用するために必要ですが、少々分かりにくいです。でも、ホームページやネットショップを公開するのなら Google サービスの活用は避けては通れないので、こちらにまとめておこうと思います。

Google アカウントの取得

Google アカウントは無料で複数取得することができます。初めて取得するときは、Google アカウントで取得します。



名前や誕生日などを入れるだけで簡単に作成できます。

まずは、Gmail を活用しよう

最初は戸惑われる方が多いのですが、Google アカウントは、そのまま Gmail アドレスになります。

Gmail の送受信はブラウザでもできますし、Windows Live Mail や、MS-OutLook、ThunderBird など一般的なパソコン用のメールソフトでも利用できます。もちろん、スマートフォン用のメールソフトでも利用できます。

ブラウザから Gmail を使う場合は、Gmail ではないメールを、Gmail を経由して受け取ることもできます。当たり前ですが、ブラウザは、Internet Explorer より Google Chrome の方が相性が良いです。Internet Explorer を使うと、すぐに落ちたり、不具合が出る場合があります。

Gmail がお勧めなのは、何と言っても、迷惑メール振り分け機能が強力なところ。迷惑メールでイヤな思いをすることが全くなくなります。迷惑メールだけではなく、メールの振り分け機能や、ラベルでの色分け機能など、一度使い始めると、他のメールソフトには戻れなくなります。複数のパソコンやスマートフォン、タブレットと簡単に同期がとれるのも最高です。

ただ、私自身は、Gmail に全て掌握されるのが気分的に気持ちよくないので、プライベート用とビジネス用は別の Google アカウントを使うようにするなど、あえて同期しないようにしています。無駄な抵抗かもしれませんが w

ホームページやネットショップ集客への活用

Google マイビジネス

もし、まだ Google マイビジネスを登録していない方は、今すぐ申請しましょう。
Google で検索すると、右側に地図や写真、営業情報が表示されるサービスが「Google マイビジネス」です。

実在する会社や店舗は Google さんが調べてくれて、検索結果に表示されるようにしてくれています。
自分のビジネスなら、Googleさんに申請すれば、内容を自分で書きかえられるようにしてくれます。

まだ申請していない場合は、「このビジネスのオーナーですか?」と表示されるので、大至急申請するようにしましょう。まだ、これからビジネスを始めるという場合は、検索しても表示されません。その場合は、直接、Google マイビジネスにアクセスして、登録するようにします。

「このビジネスのオーナーですか?」が表示されている場合は、Google にログインしている状態で、「このビジネスのオーナーですか?」のリンクをクリックします。

「このビジネスを管理する権限を持っており、利用規約に同意します」にチェックを入れ、「続行」をクリックします。

メールか郵送か選ぶ画面になりましたので、希望のものを選びます。今回はメールアドレスが表示されましたが、電話番号の時もありますし、郵送だけの時もあります。郵送の場合は、2~3週間ぐらい経つと、認証コードが印刷されたハガキが届きます。

設定が終わると、Google マイビジネスの管理画面が表示されます。店舗情報や写真などを登録することができるようになります。認証コードが届き、審査が終了すると、登録した内容が検索結果に反映されるようになります。

Google アナリティクス

Google アナリティクスは、ホームページやネットショップに、いつ、どんな方が、どのページを見に来てくれたのかを把握するための「アクセス解析ツール」です。ホームページを改善していくために必ず設定するようにしましょう。

右上に表示される「ログイン」リンクをクリックし、「Google アナリティクス」をクリックします。
Google にログインしていない場合は、Google アカウントとパスワードを入力してログインします。

ホームページのURL、業種などを聞かれるので、入力すると、追跡コードが発行されますので、そのコードをホームページの中に埋め込みます。

Google サーチコンソール

Google アナリティクスと合わせて使いたいのが、Google サーチコンソールです。これは、Google の検索エンジンからホームページを見に来てくれた方が、どのようなキーワードで検索したのかを調べるためのツールです。

検索キーワードは、昔は Google アナリティクスでも見ることができましたが、最近は、(not provided) が増えています。(not provided) は、個人情報保護の観点から、ユーザーがログインした状態で検索エンジンを使っていて、ユーザーを特定できてしまう場合です。

Google サーチコンソールを使えば、自分のホームページがどのようなキーワードで上位表示されるのかとか、その中でクリックしてもらっているのはどんなキーワードなのかを調べることができるので、今後のホームページの改善やページ作成に大いに役立てることができます。

Google に広告を出したい

少々上級編ですが、Google アカウントを使えば、Google に広告を出すことができます。Google 広告のサービス名は、Google Adwords になります。

Google にも SNS があった

Google にもソーシャルネットワークサービスがあります。代表的なものは YouTube ですね。他にも、フェイスブックのような Google+というサービスもあります。余力があれば、このようなサービスを駆使して、ホームーページへの集客につなげていくようにできると良いですね。

テレワーク、共同作業にも Google

他にも、Google アカウントがあれば、ファイルを共有できる Google ドライブや、ドキュメント作成、表計算ソフトなどの Google Suite、予定表を共有できる Google カレンダーが無料で利用できます。機能があり過ぎて、全てご紹介するのは大変ですが、また別の機会に取り上げて行こうと思います。